駐車場を運営する上で起きるトラブル
駐車場を運営する際に起り得るトラブルを想定する必要があります。
もしコインパーキングなどの会社と契約をしている場合は、基本的に「運営や管理面でのトラブル対応」は会社側が行います。ただし自営で運営している方は、トラブルが発生した際にはすべて自分で対応しなければならいのです。
➀滞納、延滞
駐車場を経営するときに最も遭遇するトラブルは、料金についてのトラブルです。
・月極駐車場の場合
支払期日までに賃料を支払わないなど料金を滞納するトラブルがあります。連絡がつかない場合は解決に時間がかかってしまい、さらには一方的な契約解除もできないため不動産業者に業務を委託する方が多いようです。
・コインパーキング運営の場合
正規の料金を支払わないだけでなく、強引に出庫するためにフラップ板やゲートを壊すなど不正行為につながる事例も多いです。こちらの対処法としては防犯カメラを設置することです。場合によって警察への相談をする事も必要となります。
②ゴミなどの不法投棄
駐車場は無人で運営される事が多いため、小さなゴミから粗大ゴミなどのいらないモノを捨てられやすい場所とされる事があります。集金の際などの見回りや、こまめな掃除が重要となります。
③車の放置や不正駐車
駐車場では車の放置されることや不正駐車もよくみられます。
不正駐車をする人の中には、駐車スペースではない通路などに駐車する利用者もいます。またそのまま車を放置されると、レッカー移動しなければならず法的手続きが必要となります。
④設備の故障
ブロックやフェンス、精算機やパークロックなどの設備が故障した場合、駐車スペースとして活用が出来なくなりますので、いち早い対応が求められます。
