放置自動車への正しい対応方法

最終更新: 2月6日

駐車場などの敷地に数カ月にわたって車両が放置されている場合、どのような手続きをとれば当該車両を撤去できるでしょうか。

民事上は、放置車両の所有者に対して、当該車両の撤去を請求することが可能ですし、駐車場を使用できなかったことによる損害賠償を請求することも可能です。


だからといって、たとえば放置車両の所有者に無断で、当該車両をレッカー移動して処分してもよいでしょうか?

答えはNOです。

放置車両の所有者に無断で当該車両をレッカー移動して処分するといった行為は、違法とみなされる場合があります。

この場合、原状回復義務や、相手方の被った損害を賠償する義務を負うこととなり、場合によっては、刑事上の罪に問われる可能性もあります。

たとえ放置自動車であっても、安易に撤去を行うことは禁物です。


ではどのようにして対応するか。

・撤去の告知を行なう

所有者に内容証明等を送る、または張り紙を張って撤去の告知を予め行う。

・所有者を探す

所有者の氏名、住所を確認する。不明の場合は機関に照合をとる。

車のナンバーから所有者を判明できる場合もあります。

・記録や被害額を算出する

写真等で長期間車が放置されている証拠を残す。

当該放置されたことによる被害額を算出等。

・車の価値を確認する

車の写真を撮影する(内部、外部両方)。

車の状態、年式等から市場価格がないことを確認する。

・解体承諾書と印鑑証明書を取得する

所有者とコンタクトが取れることが前提ですが、非常に重要な項目です。

ここをクリアするためにも早急に所有者判明と連絡をとる必要があります。


実はこんなにも撤去までに必要な手順と条件があるのです。

もちろん状況によって対応方法が異なる場合もございます。

日本にはこういった放置自動車対応のプロが存在します。

そういったプロの業者に依頼してしまうのも一つの手でしょう。



0回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示