マンションの駐車場を有効に活用

マンションの駐車場を外部の人に貸し出す場合には、入居者以外の人が駐車場の中まで入れるように許可を出さなければいけません。

外部の人間が敷地内に入るのはマンションの住人からするとあまり気持ちのいいものではなく、セキュリティ上の不安が発生する人もいるかもしれません。


たとえば高級マンションに住む住人は富裕層が多く、善人なふりをして駐車場の外部貸出しを申し込むという可能性はゼロではありません。

また、子どもが入り込んでボール遊びをしたり車に悪戯をされる危険性もあります。

入居者限定の駐車場であれば住人を区別できますが、外部に貸出してしまうと無関係の人を見分けるのは難しくセキュリテイ上の不安が出てきます。


駐車場では常に車同士の事故が発生するリスクが潜んでいます。駐車場内での事故発生率は外部に貸し出すことで一気に跳ね上がります。

事故が起きると住人トラブルになりうるためそれぞれの人が慎重に運転しようと考えます。しかし、外部の人間は特に気づかいをすることはないからです。ときには事故を起こしても逃げてしまえば関係ないと考える者もいます。


事故発生の上昇が見込まれるのは大きなデメリットになります。


駐車場経営で必ず起こる問題は無断駐車です。

契約していない車が他人の契約場所に無断駐車するという問題は経営者が必ず経験しているトラブルです。

外部の車が自由に出入りできるようになると無断駐車の数も増加します。

無断駐車に対する有効な対策はなく、警察に連絡してもきちんとした対応はしてくれません。


運転者が戻ってくるのを待ち構えて注意したり罰金を請求するなどの対応はできますが、多大な時間と労力がかかります。


マンション駐車場は入居者が利用する分の広さしかなく、駐車可能台数はそれほど多くはありません。現在利用者がいないからとむやみに外部に貸し出してしまうと、入居者利用を新規で貸出すことができなくなてしまいます。


本来入居者のための駐車場なのに外部に貸し出してしまったために住人が我慢を強いられて別の駐車場を借りる、というのは本末転倒です。

駐車場の空き区画は必ずしも無駄なスペースではなく健全な運用のための余裕であることを考えれば、安易な外部貸しはマンションの価値を損ないます。

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マンションの駐車場外部貸しのデメリット|税負担の問題

マンションの駐車場は入居者が使用するものという前提で設置されています。

税法上も駐車場はマンションの付帯施設という扱いになるため、通常の駐車場のように税金が発生することはありません。

しかし、マンション駐車場を外部に貸し出す場合は賃料収入が収益扱いになり税金が発生します。

分譲マンションで駐車場を外部に貸し出し賃料収入が発生すると駐車場の管理義務を負う管理組合が収益事業を行ったとして法人扱いされ法人税の納税義務が課されます。

管理組合に納税義務が発生すると事務手続きが非常に面倒で、事務手続きや納税手続きをこなさなくてはいけません。


場合によっては税理士に依頼をしなければならず、わずかな収益のために多大な苦労を背負うハメになってしまいます。

マンションの駐車場外部貸しのデメリット|賃料収入とマンションの安定、どちらを優先するかを決める必要があります。


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